イベント情報Event

震災後初の町内開催！

9月30日(土)に当館向かいの東日本大震災・原子力災害伝承館の芝生で「ふたばスポーツフェスティバル」が開催されました。

震災前まで町内で続いていた町民体育祭に代わる新たなイベントとして2017年に立ち上がったスポーツ交流会で、2019年以降は天候不良やコロナ禍の影響で開催を見送っていましたが、今年は5年ぶり、そして町内での開催は震災後初めてとなりました。

約100人の町民が集合！

双葉町在住の方や避難先から駆けつけた方、町内企業の従業員など双葉町に関わる1歳から70代までの約100人が参加！競技は赤・黄・青・黒の4チームに分かれての団体競技です。

続々と会場に集まってきた参加者は、受付でチームカラーのリストバンドを受け取り両腕に装着。チームカラーに合わせたファッションで来た参加者の方も多く、皆さん気合ばっちりです！

心配された天候もイベント開始に合わせたかのように晴天になり、開会式がスタート！
町民合唱サークルのコーラスふたばが登場し、双葉町民の歌を参加者の皆さんと一緒に合唱。

その後の選手宣誓では小学生3人が元気いっぱいの宣誓を披露し、会場からは頑張りを讃える大きな拍手が起こりました。

オモシロ競技で親睦深まる！

競技は子どもからご高齢の方まで楽しめる5種目が行われました！

1.キャッチングボールむかで

ボールを後ろの人に渡していき、早くゴールまで辿り着いたチームが勝利！
前後の人でタイミングを合わせるのがポイントだそう。

2.ボールとさんぽ

フラフープの外にボールを出さないように運び、次の人へバトンタッチ。
簡単そうに見えて意外と難しく、苦戦する人多数！

3.宝拾い

残り物には福がある!?
紙袋の中に当たりが入っていたらポイントゲットです。

4.ボウリング

倒したピンの合計数で競います。コントロール力とパワーが鍵！

5.玉入れ

最後は運動会の王道競技の玉入れ！
各自がとにかく投げるチームもあれば、拾う人と投げる人で役割分担をするチームもあり、チームの個性が現れた競技でした。

チームは避難中の町民や移住者などの混合チームでしたが、大きな声でチームを応援したり勝ったらチーム全員でハイタッチをしたりと、初めて組んだとは思えない程チーム一丸となって競技を楽しんでいる様子が印象的でした。

ランチは双葉グルメに舌鼓！

お昼は当館内の飲食店やキッチンカーで各自ランチ！

皆さん会話に花を咲かせながら双葉グルメを楽しんでいただけたようでした。

また豚汁の無料配布には行列ができ、美味しくておかわりに来る方も。

今年の優勝は…！

種目ごとの順位でポイントが加算され、その合計点で優勝チームが決まります。

今年の優勝は青チーム！伊澤町長からトロフィーが手渡され、皆さんで優勝の記念撮影！

スポーツで生まれる自然なコミュニケーション

参加者が一緒に汗を流し協力しあう、アツい交流会となった「ふたばスポーツフェスティバル」。普段の生活では関わることがなかった方々も、明日からはもう顔馴染みに。

スポーツを通じて町民同士の親睦が深まるイベントとなりました。